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第38章 重なる二人②

Author: 葉山心愛
last update publish date: 2026-02-18 05:10:46

「仲良いんですね」

「そうだね。高校からの付き合いだからかな」

そんなに長いんだ。

わたしと春菜も高校からの付き合いだから、同じくらいかな。

「それに話し方も友達の前だと少し違うんですね」

「あっ、やべ。素が出ちまった」

しまったというような表情を浮かべた流川さん。

「流川さん、猫被ってたんですか?」

「猫被ってたっていうか……麻菜ちゃんに素の俺を見せたくなかったんだ」

「え?どうしてですか?」

「だって、良い格好見せたいしね」

何だか、だんだんわたしと流川さんの距離が縮まっているような気がする。

そして、お酒のせいでもあるのか……

どんどん彼のペースに引き込まれていくような気がした。

「素のままの流川さんも十分良い人だと
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